当院では、積極的に摂食機能訓練を取り入れています。摂食機能訓練では、食べるために必要な筋肉を動かしたり、刺激を加えたり、口腔周辺の運動や感覚機能を促します。誤嚥のリスクを予防し、安全に食べること、食を楽しむことへとつなげることが目的です。
対象となる患者様に、看護師が1日3回、直接・間接訓練を行っています。
夏季間は、病室の窓から「パパパパ~…パタパタパタパタ~…」パタカラ体操の声が活発に聞こえていました。
当院は現在、定期的に夕張市立診療所から言語聴覚士の先生が来ており、訓練の手技や機能評価のアセスメントに関すること等教えていただき、現場での実践に活かしています。
また、市内の歯科医の協力も得て、定期的に口腔内のメンテナンスも行っており、口の中を清潔に保ち、より一層、誤嚥性肺炎の予防に努めています。