令和6年度インフルエンザワクチンについて
岩見沢市の内科・外科・整形外科
安心で良質な地域医療を目指します
【お知らせ】
病院紹介
院長挨拶
当院は昭和25年、町立栗沢診療所として開設されました。平成12年からは療養型の病院になり、栗沢町の慢性期医療を担うことになりました。平成の市町村大合併で、平成18年に栗沢町は岩見沢市と合併し、岩見沢市立栗沢病院となり岩見沢市を広くカバーする療養病院になりました。急性期の治療を終えてもまだ入院を必要とする方や慢性的な病気を抱えている方に継続的な医療を行っていく医療機関です。もちろん、外来についてはこれらの疾患だけでなく一般外来として広く患者さんを受け入れていく方針です。
私は令和5年4月1日付けで岩見沢市長から栗沢病院長に任命されました。
通算27年間、岩見沢市立総合病院で外科医師として勤務し、岩見沢市の急性期医療に携わってまいりました。今までは急性期医療からみた立場で、地域と一体化した医療を行うことが出来るのかを常に考えていました。数年後、岩見沢市立総合病院は北海道中央労災病院と合併します。
当院は岩見沢市を支える公的な慢性期病院として、岩見沢市立総合病院の急性期医療をカバーしていくために必要な機関であると自負しております。
これからは高齢化社会で、生き生きとしたおもいやりのある慢性期医療に徹していくとともに、市民のホームドクターとして貢献していく所存です。
岩見沢市の慢性期医療を担う岩見沢市立栗沢病院にご理解をいただき、ご支援・ご協力を賜りたく、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月14日
岩見沢市立栗沢病院 院長 上泉 洋
当院の方針について
●医療基本理念●
岩見沢市立栗沢病院は、患者様が安心して快適な療養生活を過ごされますように、良質な医療の提供に努めます。
そして、精神・身体の機能回復を目標として、地域医療に貢献します。
●当院の機能・役割●
当院は医療療養型病院です。慢性期を対象としますが、リハビリテーション、栄養、摂食など診療科にとらわれない幅広い分野で、組織横断的な総合診療を行います。
そして、患者様が抱える複数の疾患、社会的背景、生活面などを考慮し、患者様の尊厳を守る医療・看護・介護を提供します。
●当院の取り組み●
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患者様の「生きる」を大切に、明るく元気な療養病院を目指します。
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積極的な多職種連携やチーム医療を行い、患者様に安心、安全な医療と快適な療養生活を提供します。
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嚥下検査を駆使して、摂食嚥下の問題を探り、そして嚥下訓練を行うことで、食べることの楽しみを得られるよう支援します。
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リハビリテーションを行い、機能の維持・向上を目指し、在宅・居住施設への復帰を目指します。
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レスパイト入院(※1)やバックベッド(※2)体制を整え、ご家族様を支援します。
(※1)一時的な入院
(※2)自宅療養であるが、急変時に入院できるようにする
ご家族の皆様へ
日ごろから当院での医療・看護・介護などについて、ご理解をいただき、ありがとうございます。
岩見沢市立栗沢病院では患者様の全人的なフォローをさせていただこうと、日々研究し誠意努力を行っております。
ホームページについても4月からリニューアルを図っており、当院が行っている、あるいは行おうとしている内容について発信してまいりますので、ご確認いただければ幸いです。
当院では食べることの楽しみを得られるよう支援する一環として、嚥下検査や嚥下リハビリテーションを開始しました。
現在、誤嚥性肺炎が大きな社会的問題として取り上げられていますが、この問題は嚥下訓練や口腔内ケアを行うことで激減できるとされています。また歯科治療を行うことで食べ物をかみしめ、楽しみながら食事を摂ることに繋がっていくと考えております。
このような考えのもとに、当院では、歯科医と連携して、口腔内のケアの充実を図っていきたいと思います。
口腔内の状況によりましては、歯科診療が必要となり歯科診療代が生じることがあります。治療内容についてはあらかじめご連絡したいと思いますが、状況により事後になる場合もありますことをご了承いただきたいと存じます。
病院概要
病院名
岩見沢市立栗沢病院
院長
上泉 洋
電話番号
0126-45-2351
FAX番号
0126-45-3441
所在地
〒068-0125 北海道岩見沢市栗沢町南本町30番地
アクセス
鉄道:JR栗沢駅から徒歩7分
バス:栗沢病院前から徒歩1分
建物規模
鉄筋コンクリート造3階建塔屋2階付 3,958㎡
病床数
医療療養型病床 85床
診療科目
内科 外科 整形外科
医師
院長(外科)/上泉 洋(かみいずみ よう)
出張医(内科)/鈴木 章彦(すずき あきひこ)
出張医(心療内科)/工藤 浩(くどう ひろし)
出張医(整形外科)/ 田崎 悌史(たざき やすし)
嘱託(内科)/ 田村 元男(たむら ゆきお)
嘱託(整形外科)/ 安野 義昌(やすの よしあき)
当院の沿革
医療区分
医療療養型病床は長期の療養を必要とする患者様の入院を想定しており、医療区分2~3の患者様の対応が中心となります。
岩見沢市立栗沢病院新改革プラン
●病院経営計画●
平成26年度に策定した「岩見沢市立栗沢病院経営計画」により事業を推進してきましたが、平成27年3月に総務省から「新公立病院改革ガイドライン」が示され、経営の効率化、再編・ネットワーク化、経営形態の見直しの3つの視点に、地域医療構想を踏まえた役割の明確化を加えた4つの視点に基づいた計画の策定を要請されたことから、既計画の経営計画を見直し、「岩見沢市立栗沢病院新改革プラン」を策定しました。
病院経営比較分析表について
経営および施設の状況を表す経営指標を活用し、経年比較や類似病院との比較、複数の指標を組み合わせた分析を行い、当院の現状や課題を把握しています。
<参考>
診療案内
外来診療
●はじめてご来院される方へ●
1
初診の方は受付に保険証と紹介状をお出しください。
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
マイナ保険証を利用する場合(初診)
医療情報・システム基盤整備体制充実加算2 2点
※診療情報の提供への同意が必要となります。
※点数につきましては、初診料に加算されます。
マイナ保険証を利用しない場合(初診)
医療情報・システム基盤整備体制充実加算1 4点
※破損・電子証明書の失効につきましては、上記の算定となります。
※点数につきましては、初診料に加算されます。
2
問診表に必要事項を記入後、外来待合室でお待ちいただきます。
3
看護師が診察室に案内します。
4
診察が終わりましたらロビーでお待ちください。会計時にお名前をお呼びします。
5
診察券を発行し会計時にお渡しします。
内 科
●内科 診療医師●
●内科 受付時間●
整形外科
●整形外科 診療医師●
●整形外科 受付時間●
外 科
●外 科 診療医師・受付時間●
上泉院長が随時対応いたします。
(院長が検査・処置の場合がありますので、ご了承願います。)
平日の午後5時以降や休診日(土・日曜日、祝日、年末年始)の救急診療は、当直医師が担当しています。診療時間外に来られる場合は、あらかじめお電話(0126-45-2351)でお問い合わせください。
入院案内
●入院の手続き●
お渡しします入院証に記入・押印して提出してください。
※保証人は、成人で患者様と別の世帯で生計を営む方にお願いします。
●面会について●
-面会時間-
毎日 午前11時~午後7時
※ご自宅からのタブレットによるリモート面会は現在も継続しておりますのでお気軽にご相談ください。
7月10日(月)から、面会時間を次の通り拡大いたします。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
1.面会できる時間 毎日 午前11時~午後7時まで
面会人数 中学生以上の方で概ね3人まで
時間 概ね30分程度
2.面会に来られる方にご注意いただきたいこと
-
発熱や咳、のどの痛みなど風邪症状がないこと
-
家族や近しい人に新型コロナウイルス・その他感染症の感染者や濃厚接触者がいないこと
-
病室での飲食は控えてください。
(入館の際)
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正面玄関の体温測定器で体温が37.5℃以下であること
-
手指消毒を行うこと
-
院内でのマスク着用
-
面会者名簿に記載をお願いします。
●入院費用について●
入院費は、毎月10日以降にお支払いいただけます。退院される方には、退院時にお支払い方法をお知らせします。
個室の室料差額は、自己負担となります。特別室:1日1,430円 1人室:1日440円
入院時の食事代は、食事療養費として自己負担となります。
その他衛生材料費等で保険適用外のものは、実費負担となります。
当院の取り組み
摂食嚥下に関する取り組み
当院において摂食嚥下に関する検査が可能となりました。
噛むこと・飲み込むこと・食事を味わい食べることについて、お困りごとはありませんか?
摂食嚥下機能の低下により様々な症状を引き起こす可能性があります。
摂食嚥下について何らかの障害が見つかった場合は、機能回復に向けた訓練や栄養管理・食事内容についてのアドバイスも行っています。
経鼻内視鏡検査の実施
当院では鼻から内視鏡を挿入する「経鼻内視鏡検査」を行っています。
経鼻内視鏡検査は従来の口から挿入する内視鏡に比べて、負担感が少なく内視鏡検査を受けることが可能とされています。
各種同意書の変更
各種同意書の刷新にも取り組んでいます。
今後も患者様、ご家族様にとってわかりやすい・使いやすい資料の作成と配布に努めてまいります。